書きながら泣いた

生きていると、突然文章を書きたくなる夜があって、それが今だった。

Tumblrをぐるぐると巡っていると、VHSのB級映画のパケ画像が流れてきた。
普段は特別気にするわけでもないけれど、なんとなくパケの文章を読んでみた。
読んでいるうちに、昔母親が買ってきてくれた、ピンクパンサーの映画を思い出した。

母親が好きだったピンクパンサー、何故かそれを実写化し、映画化したものがあり、
母親は楽しいアニメーション(私は昔トムとジェリーが好きだったので)だと思って
買ってきたようだった。
内容は全く頭に残ってはいなかったが、二人一緒に、
「あまりおもしろくないね」と感じたのははっきりと覚えている。

そんなことを不意に思い出した矢先、本当に本当になぜかはわからないけど、
急に、親のことを許してあげたい気持ちがぶわっと湧いてきた。
それは、親の持ってきた好意(私を喜ばせたい)という気持ちがあって、
でもうまくいかなくて...残念な映画を見た気持ちをお互いが共有した思い出が
何故かその気持ちを呼び起こした。

その瞬間の気持ちは、泣きながら喜んで走り出したいような、
でもやっぱり泣いているから悲しいような...悲喜交交とは少し違うけれど、
色んな気持ちがごちゃまぜになったような気持ちだった。
嬉しいような寂しいような、何故か涙が出てきてしまう夜だった。